〔マイルCS〕はミッキーアイルが斜行しましたが、降着無しの勝利という結果で落ち着きました。
けれど、斜行させた浜中騎手は11/26~12/18迄(開催8日間=4週)の騎乗停止というキツい制裁となりました。
レース直後は馬券を獲れた喜びから他人事にしか考えられませんでしたけど、時が経ってよくよく考えてみると「アレはOUTって言われてても仕方なかったな」とも思えてきました。
被害馬に貴重なお金を賭けている側からすれば、「(降着無しは)そりゃないで!」という声が上がるのはもっともだと思います。(「(妨害の)やり得に繋がる」の声も聞かれます。)
しかし、2013年の宝塚記念を勝った時のゴールドシップ鞍上内田騎手の勝利後インタビュー「馬は生き物ですから…」じゃないですけど、馬自体は人間に「走れ!」って命令されているから懸命に走っているだけで、頑張った挙句にせっかくの戴冠を奪ってしまうというのはあまりにもムゴいです。
また、現行ルールは日本競馬が国際化していく中で国際主要国基準に歩み寄っていくのは妥当なところで、ルールが有る限りそれに沿って行かざるを得ないのでは
どんな競技においても審判する人が居て、微妙な判定については全部が全部完璧な落とし所が有るわけではないですから、ある程度の妥協点で着地するしかないように思います。
(最終的には審判している人に委ねるしかどうしようもないですから)
結局、“運”で片付けてはダメかもしれませんが、ツキの有る人はミッキーアイルをチョイス出来て、ツキの無い人がサトノアラジン,ディサイファあたりをチョイスするハメになったりするんですよね。

ただ、騎手の人たちにとって、騎乗停止とか罰金の制裁に対してどれぐらいの気構えを持っているのか?は個々によって違いが有るのでしょうね。
・勝つためには多少の強引さも必要
・クリーンな騎乗が第一        etc.
たまに実戦とは関係の無い調整ルームで、「したらアカン!」と言われているのに外部に通信して制裁を受けているアホな騎手も居ますからね。
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